ただ、ひたすらに千葉ロッテマリーンズを応援するブログ

関西在住のマリーンズファンが、ひたすらマリーンズを応援する日々を書いたブログです。

【新型コロナで緊急事態の巻】2020年10月7日(水)マリーンズ 対 バファローズ(20回戦)個人的戦評。

みなさん、こんばんは。

 

毎日更新はどこへやら。

 

1日が過ぎるのが早すぎます。

 

と、いう訳でまずはここ数日の試合を簡単に振り返っていきましょう。

 

 

10月4日(日)対ライオンズ20回戦。

 

マリーンズの先発美馬は初回、ライオンズの先頭打者金子にプレーボール直後の初球を完璧に捉えられ、ライトスタンドへ先頭打者ホームランを浴びてしまいます。しかし、この日の美馬はそれ以降ライオンズ打線を完璧に封じ込め、終わってみれば9回100球4安打2奪三振無四死球1失点の完投勝利で今季9勝目。今年一番のピッチングでした。

 

打線の方は、前日の勢いそのままに先制された直後に福田の2試合連続アーチで追いつけば、安田も負けじとタイムリーを放つなど効率的に得点を重ね、終わってみれば7安打8得点と、投打ともに素晴らしい結果となりました。

 

これでこのカード勝ち越しとなり、ホークスの背中をぴったり追いかけます。

 

 

翌日の10月5日(月)は移動日で試合がありませんでした。

 

しかし、この日衝撃的なニュースが飛び込んできました。

 

岩下投手が新型コロナウイルスに感染したことを受け、マリーンズの選手や関係者全員にPCR検査を実施したところ、さらに複数人の感染が判明。

 

具体的な情報は6日(火)になってから発表されましたが、感染したのは選手が荻野、角中、清田、菅野、鳥谷、藤岡、三木。それに伊志嶺コーチとチームスタッフの計11名。さらに、濃厚接触者として和田、小野、東妻、山本が隔離措置を受けた関係で、2軍から選手を緊急招集。それに伴い、選手が足りなくなったことからしばらくの間、マリーンズ2軍戦の中止が発表されました。

 

この緊急事態に昇格したのは、成田、フローレス、宗接、福田光、松田、細谷、茶谷、西巻、藤原、髙部、佐々木千隼。

 

※なお、これらの選手登録には新型コロナウイルスに対応するための『特例2020』が適用されています。

 

安田、井上、マーティン、中村奨吾といった打線の中核を担う選手や岩下以外の先発陣及び勝利の方程式、唐川、澤村、益田に正捕手の田村といった選手たちの感染が判明しなかったのは不幸中の幸いでしたが、外野の主要メンバーがほぼ全滅した上に、内野守備の要だった藤岡とバックアップ要因だった三木が同時に離脱したことがあまりに痛いです。

 

クラスター認定された場合、試合の開催自体が危ぶまれましたがクラスターの認定はなんとか免れ、6日の試合は強行開催となりました。

 

 

10月6日(火)対バファローズ19回戦。

 

 

ホークスとの熾烈な首位争いを繰り広げているマリーンズに突然降りかかった、まさかの試練。1軍の主要メンバーがごっそり10人以上も入れ替わるという、前例のない事態の中マウンドを託されたのは、エース石川。厳しい試合になることは間違いないですが、なんとかチームに勝利をもたらすピッチングに期待です。

 

しかし、序盤から失点を重ねてしまい、常にランナーを背負う苦しいピッチング。それでも、なんとか7回まで投げきり最終的には7回108球8安打4奪三振2四球3失点と試合はつくりました。

 

そんな石川の粘投に報いたいマリーンズ打線ですが、バファローズ先発の山本に手も足も出ず、得点圏にランナーを進めることができたのは1度だけ。昇格後即1番スタメンでプロ初出場となったルーキーの髙部に関しては4打数ノーヒットで3三振と厳しい結果。球界屈指の右腕にプロの壁を見せつけられる結果となりました。

 

チームとしても完封負けで意地の勝利とはなりませんでした。

 

しかし、不幸中の幸いでホークスもライオンズに敗れたためゲーム差は変わらず。

 

 

そして、翌日。

 

泣きっ面に蜂と言わんばかりに、濃厚接触者で岡が追加されてしまい、これまた三家が緊急招集。

 

現地の情報では佐藤都志也が外野でノックを受けるなど、特に外野陣がファイヤーフォーメーションと化してきました。

 

 

そんな10月7日の試合を少しばかり詳細に振り返っていきましょう。

 

 

得意のバファローズ相手にこの試合は絶対に落とすことのできないマリーンズ。先発を託すのは、ここのところすっかり先発ローテの頼れる左腕となった小島。立ち上がりに大量失点さえしなければ、かなりの確率で好投が期待できます。対するバファローズの先発はアルバース。マリーンズが大の苦手としている左腕です。

 

初回、立ち上がりが課題の小島はランナーこそ許すももの無失点で切り抜けます。するとその裏、マリーンズはツーアウトからマーティン安田の連打でチャンスをつくると、5番井上がライトスタンドへ先制の3ランホームランを放り込みます。正直久しぶりすぎていつ以来か思い出せませんが、 とにかく試合全体の流れの中でも非常に大きな一発となりました。7回にはチャンスで奨吾が犠牲フライを放ち、貴重な追加点を奪います。

 

その後、小島は1点こそ失うものの要所を締める安定したピッチングで6回95球6安打1四球1失点としっかりゲームをつくります。その後はマリーンズ盤石の投手リレー。唐川、澤村は圧巻のピッチング。益田に関しては3安打を浴びるものの、最終的には無失点で切り抜けるという相変わらずの益田劇場でゲームセット。

 

苦手アルバースを攻略し、普段以上に価値のある1勝を手にしました。

 

 

 それでは戦評です。

 

 

 

【戦評】

 

わずか数日の内に緊急事態となってしまったマリーンズ。試合の開催すら危ぶまれる状況の中で、先発の小島が素晴らしいピッチング。序盤の失点さえ無ければ、本当に頼りになるエース左腕に成長しつつあるので、シーズン終盤に向けて、頼もしいピッチングを続けてほしい。

 

その後を受けた救援陣は盤石の投球。仮に彼らが打たれてしまったとしても、ある意味で納得できるくらいの信頼感がある。このような勝ちパターンはここ数年つくることができなかったので、本当に頼もしい限りである。新型コロナの感染者がここから出なかったことが本当に不幸中の幸いだ。

 

打線の方は荻野が抜けたこともあり、1番に昨日は髙部、今日は藤原と若い選手を積極的に起用している。特に今日の藤原に関しては、相手先発がサウスポーだったにも関わらず抜擢され、しっかりと結果を残したので次戦以降も起用されることが想定される。今後もトレードマークのフルスイングで、緊急事態のチームに勢いをつけてくれることを期待したい。

 

井上に久しぶりの1発が出たのは、本人にとってもチームにとっても非常に大きい。ただ、その後のチャンスでは打てなかったので、本当の意味での勝負強さを早く取り戻してほしい。

 

心配なのはマーティン。ただでさえ死球が多い選手で今年も両リーグでダントツのデッドボールを当てられているが、今日の試合で膝あたりに受けた死球の影響が心配だ。本人が大丈夫だということで、交代はなかったが、出塁後の走塁も9回のライト前へヒットになった当たりの打球処理も、どうみても本調子ではなかったので非常に心配だ。何事もないことを祈りたい。

 

幸い、10月8日(木)の試合は雨天中止となりマリーンズにとっては恵みの雨となったので、各自がしっかりと体調を整えた上で、明日からのホークスとの首位攻防戦、福岡ラウンドに臨んでもらいたい。

 

ここが本当の踏ん張りどころ。

 

応援団の部分的な活動も再開し、ファンの応援がより届きやすくなったので、全員が一丸となって戦っていこう。

 

打倒ホークス。

 

 

マリーンズファイティン!

 

 

 

【今日の独り言】

 

古谷くんの登板機会が流れたのは残念ですが、絶対に登板機会が訪れると思うので、その時は全力の投球を期待しています。

 

あと、個人的に応援している佐々木千隼が今季初登板で良いピッチングを披露してくれたので嬉しい限り。 

 

 

【試合結果】

2020年10月7日(木)

千葉ロッテマリーンズ 対 オリックス・バファローズ(20回戦)

ZOZOマリンスタジアム 18:00試合開始

観客動員数:7,423人 

 

マリーンズ4 対 バファローズ1

 

勝ち投手:小島(7勝6敗)

負け投手:アルバース(3勝7敗)

セーブ:益田(2勝2敗28S)

 

本塁打

マリーンズ:井上13号(1回裏3ラン)

バファローズ:なし

 

バッテリー(投手リレー)

マリーンズ:小島、唐川、澤村、益田ー柿沼、田村

バファローズ:アルバース、山田、比嘉、金田ー若月、伏見

 

スタメン

マリーンズ:

1(左)藤原

2(二)中村

3(右)マーティン

4(三)安田

5(一)井上

6(中)福田

7(捕)田村

8(指)佐藤

9(遊)茶谷

先発:小島

 

 

 

バファローズ:

1(中)佐野

2(三)福田

3(遊)安達

4(左)吉田

5(指)ジョーンズ

6(一)モヤ

7(右)杉本

8(捕)若月

9(二)大城

先発:アルバース

 

 

順位表

1)ホークス   95試合 52勝 38敗 5分

2)マリーンズ  94試合 52勝 40敗 2分 1差

3)イーグルス  95試合 46勝 45敗 4分 5.5差

4)ライオンズ  93試合 44勝 46敗 3分 1.5差

5)ファイターズ 95試合 42勝 49敗 4分 2.5差 

6)バファローズ 94試合 35勝 53敗 6分 5.5差

 

 

 

 

 

 

 

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