いやー、みなさんお久しぶりです。
最近、全然ブログを更新できておりませんでした。
ありがたいことに色々とやることが増えたので、基本的に毎日疲労困憊で寝落ちするのが定番となっております。
基本的にマリーンズの試合がある日は毎日更新をモットーにしているブログですが、なんと前回の更新から約1ヶ月も経ってしまいました。
しかし、私がサボっている間も我らのマリーンズは頑張って首位ホークスに食らいついております。
と、いうことで今日からまたマリーンズの個人的戦評シリーズを再開したいと思います。
仕事等で試合を見れない日は、プロ野球速報等で情報を収集及び楽天TVでハイライトを確認して記事を書くので細かいシーンまで振り返ることができない場合が多いですが、あくまで個人的なマリーンズ日記のようなものなのでご了承ください。
よし、では久しぶりに今日の試合を振り返ってみましょう!
※今日は仕事だったので、初っ端から短縮版です。
昨日の試合が終わった時点で首位ホークスと2ゲーム差の2位と、なんとか踏ん張っているマリーンズ。ここのところ、打線の不調が深刻で僅差のゲームを落とすパターンが続いています。
金曜日から始まったライオンズとの3連戦の初戦も、先発二木が今シーズンで一番の好投をするものの、打線がライオンズ先発のニールを最後まで攻略できず、延長10回に澤村がメヒアに特大の決勝ホームランを打たれてしまい敗戦。四球等でチャンスはつくるものの、あと1本が出ない最近のパターンにハマってしまいました。
続く土曜日も、マリーンズ先発の中村がいつもの一発病に泣かされ5回終了時点で3点のビハインド。打線の方も、ライオンズは本来中継ぎのギャレットが先発という典型的なブルペンデーにも関わらず、早めの継投で逃げ切りを図るライオンズ投手陣を打ち崩せず敗戦ムードが漂います。しかし、この日のマリーンズは一味違いました。6回裏に4番安田が粘って出塁すると、続く井上が初球をライトへ弾き返しチャンス拡大。ここで、この試合6番に入っている福田秀平が、追い込まれてからど真ん中に入ってきた失投のフォークを完璧に捉え、起死回生の3ランホームランをライトスタンドへ放り込みます。チームとしても久しぶりのホームランだったので、それまで濃厚だった敗戦ムードを一振りで吹き飛ばす一打となりました。
野球はよく流れのスポーツと言いますが、不思議とその通りの展開がよく起こります。同点に追いついた後は、盤石のリリーフ陣が登板。7回は唐川が登板してピシャリと三者凡退で最高の流れを作ると、ラッキーセブンのマリーンズの攻撃。ライオンズはまたもや継投で前日、完璧に抑えられた森脇がマウンドへ。復帰後まだ打撃が本調子ではない1番荻野が粘った末にフォアボールで出塁。痺れる場面ですかさず盗塁を決めると、続くマーティンも四球で出塁。この日3番に入った菅野もプレッシャーがかかる場面でしっかり送りバントを決めて一死2、3塁。ここで打席には不動の4番安田。
札幌ドームでの最終打席で二死満塁フルカウントから宮西が投じたアウトコースの、どちらかと言えばボールぎみの球を見逃して三振に倒れた場面。試合後の井口監督のコメントにもあったが、その1球だけを見れば確かに悔しい結果かもしれない。しかし、試合全体を見たときにその日の審判の傾向をしっかりと頭に入れていれば、追い込まれる前までにバットを振るべき場面が絶対にあったはずだ。それが4番を任されているバッターの役割であるということを安田には分かってもらいたい、といった内容。
1日1安打をコンスタンスに打つことも大事だと思う。しかし、安田に求められているものはそんな小さいスケールのものではない。絶対的な4番バッターとして相手に威圧感を与え、一打で試合の流れを大きく変えることのできる選手になってほしいという期待に応えることができるのか……。
その真価が問われる痺れる場面。フルカウントから投じられた7球目。インコース寄りに入ってきたスライダーを完璧に捉えた打球は、マリーンズファンの大歓声に乗ってライトスタンドへ突き刺さりました。マリンスタジアムは今年一番と言っても過言ではない大熱狂に包まれます。私はリアルタイムでネット観戦していた訳ではないので、プロ野球速報を文字で追っていただけですが、文字だけでも震えてしまうほど痺れるホームランでした。みんなが待っていた安田の一発。最高です。
こうなれば救援陣も燃えない訳がありません。
ましてや8回に登板したのは、前日決勝ホームランを打たれた澤村。ただでさえ人一倍熱量の大きい男です。何度も言いますが、こんなに痺れる展開で燃えない訳がない。挨拶がわりに森を空振り三振に仕留めると、メヒアとのリベンジマッチです。その初球、インコースへのスプリットでメヒアのバットをへし折ってショートゴロ。栗山に四球を与えますが、中村もショートゴロで無失点。魂のこもった素晴らしいピッチングでした。
9回は益田が一発出れば同点のピンチをつくりますが、そこは幕張の防波堤。しっかり劇場を締めくくり、結果的には無失点でゲームセット。
この試合をきっかけにチーム全体が波に乗っていけそうな素晴らしい試合でした。
ナイスゲーム!
いや、ちょっと待てよ。
私は今日、10月4日の振り返りをしたかったのに、なんで3日の試合をがっつり振り返ってるんだ。
ちょっとだけかるーく流そうと思ったのですが、熱い試合展開だったので思わず長くなってしまいました。
まあ、幸い明日は月曜日で試合が無いので、今日の試合は明日に回すことにしましょう。
と、いう訳で何故か3日の試合の個人的戦評です。
【戦評】
戦評にいく前に、荻野、福田、田村といった怪我人が帰ってきてくれたのは本当にありがたい。さらにハーマンも順調に回復しているし、新加入のチェンがチームに合流。早くも近いうちに登板機会があるとの情報が出ているので、逆転優勝に向けて、これからは1試合1試合が正念場になってくるだろう。
さて、マリーンズの先発は中村。ここのところあまりいいピッチングが出来ていないので、今日の投入内容次第では投手陣の入れ替えがあるかもしれない。そんな中、栗山には先制ホームラン。5回には2アウトから藤岡のファンブルでランナーを出してしまい、絶対に抑えたい場面で9番の木村に追加点となる2ランホームランを打たれてしまう。
指にかかったときは非常に良い球を投げるが、ここぞという場面での飛翔癖を直さないと、シーズン終盤での登板は厳しいものになるかもしれない。もっと1球の大切さを意識してほしい。
2番手の東妻は自身が出した2四球もあり満塁までピンチを拡大してしまうが、最終的にはそのピンチを抑えたことにより、試合が壊れず、大逆転勝利に繋がったことを考えればある意味で本日の主役かもしれない。若干自作自演が伴うが。
後の唐川、澤村、益田に関しては、さすが勝ちパターンの投手というピッチング。唐川や澤村も若干打たれることもあったが、しっかりと修正してくるあたり信頼感は揺るぎない。益田も相変わらずの益田劇場だが、結果的に勝てれば何でもいい、というコバマサイズムでこれからも幕張の防波堤として優勝に貢献してもらいたい。
打撃陣は、ようやく復帰した1番荻野の調子がまだ上がってこないが、四球でも彼が出塁するだけで一気に得点できる確率が跳ね上がるので、これから終盤にかけて試合感が戻ってくれば、マーティンと恐怖の1、2番コンビになってくれるだろう。なので、荻野の調子に関しては全く心配していない。毎度言うが心配なのは怪我だけだ。
あと、3番が固定できていないのが気になるが最近は菅野が務めることが多い。個人的には佐藤トシくんに指名打者で入ってもらいたいところだが、やはり控えキャッチャーの兼ね合いで難しいのだろうか。4打席立てば絶対に結果を残してくれるバッターだと思うのだが……。
そしてお待たせしました、我らの4番安田くん。逆転ホームランには本当に痺れた。マリンスタジアムが揺れていたよ。君に見逃し三振なんて似合わない。空振りしてもいいから、思いっきりバットを振ればいい。それに対して文句を言うマリーンズファンはいないさ。これからも不動の4番としてチームを引っ張ってくれ。
ここのところ5番に定着しつつある井上も、一時期の大スランプを脱したのかチャンスで打てるようになってきた。4番安田5番井上の並びは重厚感があるので、強力クリーンナップとして、どんどん得点を奪っていこう。
あと、この試合に関してはなんと言っても、ふくちゃんこと福田秀平の起死回生同点3ランホームランだろう。度重なる傷もある程度癒えたのか、ここにきて彼の存在感がグッと増している。6番という打順も個人的にはハマっていると思うので、もうしばらく試してほしい。
相変わらずマリーンズが勝てばホークスも勝つというパターンが続いているが、マリーンズというチームは昔から逃げ切るより追いかける方が得意なので、シーズンの最終盤までしっかり食らいついて、最後の最後で勝てるよう、全員が一丸となって闘っていこう。
マリーンズファイティン!
【今日の独り言】
岩下が新型コロナウイルス陽性ってマジですか……。
他に感染者がいないことを祈ります。
これで、中村抹消でチェン登録かと思ったけど、岩下が抜けたら中村の抹消はないかな……。あるいは有吉登録という可能性もあるか。2軍で好投してたし。個人的には千隼に頑張ってもらいたいのだけれど……。
【試合結果】
2020年10月3日(土)
千葉ロッテマリーンズ 対 埼玉西武ライオンズ(20回戦)
ZOZOマリンスタジアム 14:00試合開始
観客動員数:12,508人
マリーンズ6 対 ライオンズ3
勝ち投手:唐川(1勝1敗)
負け投手:森脇(5勝1敗1S)
セーブ:益田(2勝2敗27S)
本塁打
マリーンズ:福田4号(6回裏3ラン)、安田6号(7回裏3ラン)
ライオンズ:栗山11号(2回表ソロ)、木村6号(5回表2ラン)
バッテリー(投手リレー)
マリーンズ:中村、東妻、唐川、澤村、益田ー柿沼、田村
ライオンズ:ギャレット、小川、平井、宮川、森脇、田村ー森
スタメン
マリーンズ:
1(中)荻野
2(右)マーティン
3(指)菅野
4(三)安田
5(一)井上
6(左)福田
7(二)中村
8(遊)藤岡
9(捕)柿沼
先発:中村
ライオンズ:
1(中)金子
2(遊)源田
3(捕)森
4(一)メヒア
5(指)栗山
6(三)中村
7(左)スパンジェンバーグ
8(二)外崎
9(右)木村
先発:ギャレット