ただ、ひたすらに千葉ロッテマリーンズを応援するブログ

関西在住のマリーンズファンが、ひたすらマリーンズを応援する日々を書いたブログです。

2020年8月21日(金)マリーンズ 対 ホークス(7回戦)個人的戦評

みなさん、お久しぶりです。

 

ブログの引っ越しやら、お盆の激務やらで更新が長い間滞ってしまいました。

 

改めまして、こちらのブログに関しては、基本的に千葉ロッテマリーンズを応援する為だけのブログになる予定です。

 

全国のマリーンズファンの皆さん、よろしくお願いします。

 

さてさて、今日は流石にブログを更新しない訳にはいかないでしょう!

 

ついに単独首位ということなので、早速ですが今日の試合を振り返っていきます。

 

本拠地マリンに首位ホークスを迎えて戦う6連戦の第4ラウンド。

 

マリーンズはこのカード、2勝1分と今日の試合で勝利すれば、早くも勝ち越しが決まる大切な一戦。先発は石川。開幕からしばらくは勝ち星に恵まれませんでしたが、ここ数試合は3連勝中と波に乗ってきました。ホークスの先発は東浜。開幕投手同士の対戦です。

 

初回、マリーンズ先発の石川はホークス打線を三者凡退に打ち取る完璧な立ち上がり。

 

その裏、ホークス先発の東浜は先頭の和田康士朗にヒットで出塁を許すと、最近走りまくっている和田を警戒する中、今日も2番に入った奨吾はライトへのヒット。マーティンのライトフライでセカンドランナーの和田は3塁へ進塁。4番の安田は一度もバットを振ることなく四球で満塁のチャンスを演出。これ以上ないチャンスで先制点を奪いたいマリーンズですが、5番井上が外角のスライダーを初球打ちし、6-4-3のダブルプレー。両投手の内容は対照的ですが、結果的には初回はお互い無失点で切り抜けます。

 

2回表、石川は四球こそ出しますが危なげないピッチングで無失点。その裏、対する東浜はまたもやヒットと四球で1、2塁のピンチを招いてしまいますが、和田をショートゴロに抑え無失点。ただ、和田のバッティング内容は良かったです。

 

試合が動いたのは、3回表。石川は内野安打のランナーを許すと、1番中村晃に外角高めに浮いたシンカーを完璧に引っ張られ、先制の2ランホームランをライトスタンドへ叩き込まれてしまいます。

 

反撃したいマリーンズは、その裏2番奨吾が2打席連続のヒットで出塁すると、マーティン凡退の後、4番安田がフルカウントから外角の球を完璧に捉えレフトへヒット。スタートを切っていた1塁ランナーの奨吾が一気にホームまで帰ってきて1点差とします。

 

4回は石川はホークス打線をあっさり三者凡退。調子が上がってきました。対する東浜は相変わらず不安定なピッチング。4回裏も藤岡、和田に連打を許すと、奨吾の打球をショート川瀬がファンブル。またもや満塁のチャンスを迎えます。ここで3番マーティンが逆方向へ、もう少しでホームランかという大きな犠牲フライ。続くチャンスで4番安田は空振り三振に倒れてしまいますが、早い段階で同点に追いつくことができました。

 

すると5回裏、この回先頭の井上がセンターバックスクリーンへの完璧な一撃を放って勝ち越しに成功。しかし6回裏、今日は2番に入った柳田が「やられたらやりかえす」と、言わんばかりにセンターへの豪快な一発。またもや同点となります。

 

完璧なシーソーゲームとなったこの試合。次の1点を取って主導権を握るのはどちらのチームか。次に試合が動いたのは6回裏、先発の東浜から2番手アンダースローの高橋礼に継投すると、あっさり2アウトになった後、安田にストレートのフォアボール。井上には死球を当ててしまい、勝ち越しのチャンスで今日は6番指名打者でスタメンの角中が「初球は打つつもりは無かったが、タイミング合ったので気がついたら打っていた」打法で、センターへの勝ち越しタイムリー。タイミングは微妙でしたが、センター柳田の返球が逸れたのが幸いしました。

 

打線の援護をもらった石川は7回も続投。球威は若干落ちていましたが、田村がインコースを使いながらうまくリードし、ホークス打線を三者凡退。見事に先発の役割を果たします。

 

こうなってくると、シーソーゲームの主導権は完璧にマリーンズ。7回裏にはマーティンがこの日2本目の犠牲フライを放つと、変わった奥村から角中が押出しのデッドボール。さすがにこの日3つ目の死球ということで、珍しく角中が怒りを顕にします。

 

8回マリーンズは東妻を投入。いきなり先頭の中村晃に四球を与えますが、後続をしっかり抑え、役割を果たします。

 

その裏、マリーンズは1死1塁から和田に犠打の指示。和田はしっかりと送って2死2塁。ここで、攻守に大活躍の奨吾がこの日4本目のタイムリーで7点目。セーブシチュエーションでは無くなったこともあり、9回は益田ではなく小野が登板。ランナー1人を許しますが、後続をピシャリでゲームセット。

 

 

マリーンズ的には理想的な試合運びでこのカード勝ち越しを決めました。

 

では、今日の戦評いってみよう!

 

 

【戦評】

 

 

カード勝ち越し、そして単独首位の可能性がかかる大切な試合を任されたのは開幕投手の石川。初回から終始、安定したピッチングでホークス打線に付け入るスキを与えなかった。球数も少なく、7回105球。なかなか勝ち星に恵まれず不安な時期もあったが、このところ4連勝ということで、石川自身も波に乗ってきたので今後の投球にも期待していいだろう。石川の後を受けた東妻、小野もランナーこそ許すもののナイスピッチング。これくらいの点差で投げるときは、2人とも本当に良い投球をしてくれるので、もっと僅差のゲームでも同じようなピッチングを期待したい。メンタル的なものだとは思うので、経験を積んで成長してほしい。今日に関しては石川、東妻、小野が頑張ってくれたおかげで、勝ちパターンの唐川、ハーマン、益田を温存できたことが大きい。この時期の連戦は体力勝負なので、そういった意味でも大きな一戦だった。

 

また、打撃陣も2回以降は毎回得点と非常に活発だった。先発の東浜の投球をしっかり見極め、球数を投げさせ粘り強い攻撃をすることができた。ここぞというところでの井上の一発も効果的だったが、ここのところ特に目立つのは、今日も1番に入った和田康士朗だろう。彼の足は相手にとって本当に驚異になっている。初スタメンの3安打3盗塁も衝撃的だったが、その後も1番センターに定着すると、ヒットこそ出なくともしっかりと四球で出塁し、盗塁は勿論だがスキのない走塁と広い守備範囲で、マリーンズにとって非常に頼もしい戦力になっている。

 

センターの守備は、かつて『エリア66』と言われた岡田の守備を、そして出塁した時の相手に与えるプレッシャーはルーキーイヤーの荻野貴司を彷彿とさせる、ファンとしても本当にワクワクが止まらない男だ。荻野がもうすぐ返ってくるが、和田・荻野の1・2番は絶対に見てみたい。考えただけでも鳥肌が立ちそうだ。

 

これでホークスには5勝1敗1分。特にマリンでは負けなしということで、相性の良い相手に残り2戦しっかり戦っていきたいところ。

 

そして、ゲーム差こそほとんど無いが、今日の勝利でなんとマリーンズが単独首位!

 

ちなみに、1970年以来約50年ぶりの8月単独首位らしい。

 

まさか、そんなに昔まで遡らないといけないとは、どんだけ弱かったんだ……という気がしないでもないが、ある意味で生きているうちにこんな順位表を見ることが出来たのは奇跡的だと思うので、思わずブログを更新した次第である。

 

ただ、すぐ下にいる楽天も好調なので、残りのシーズンは相性の悪いイーグルス戦とライオンズ戦がポイントになってくるだろう。打倒、涌井だね。

 

マリーンズファイティン!

 

 

 

【今日の独り言】

明日のスポーツ新聞は、絶対に買っておこう。

 

あと、30勝一番乗り! 

 

【試合結果】

2020年8月21日(金)

千葉ロッテマリーンズ 対 福岡ソフトバンクホークス(7回戦)

ZOZOマリンスタジアム 18:00試合開始

観客動員数:4,969人 

 

マリーンズ7 対 ホークス3

 

勝ち投手:石川(4勝2敗)

負け投手:高橋礼(2勝1敗)

 

本塁打

マリーンズ:井上12号(5回裏ソロ)

ホークス:中村晃3号(3回表2ラン)、柳田16号(6回表ソロ)

 

バッテリー(投手リレー)

マリーンズ:石川、東妻、小野ー田村

ホークス:東浜、高橋礼、川原、奥村、加治屋ー甲斐

 

スタメン

マリーンズ:

1(中)和田

2(二)中村

3(右)マーティン

4(三)安田

5(一)井上

6(指)角中

7(左)菅野

8(捕)田村

9(遊)藤岡

先発:石川

 

 

 

ホークス:

1(一)中村晃

2(中)柳田

3(左)グラシアル

4(右)栗原

5(指)デスパイネ

6(二)川島

7(三)松田

8(捕)甲斐

9(遊)川瀬

先発:東浜

 

 

 

順位表

1)マリーンズ  54試合 30勝 22敗 2分

2)イーグルス  54試合 29勝 22敗 3分 0.5差

3)ホークス   54試合 29勝 23敗 2分 0.5差

4)ファイターズ 54試合 25勝 26敗 3分 3.5差

5)ライオンズ  52試合 23勝 27敗 2分 1.5差 

6)バファローズ 54試合 17勝 33敗 4分 6差

 

 

 

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