みなさん、おはこんばんにちは(無理やりくっつけてみました)。
いつも記事を書いてストックしておこうと思うのですが、どう足掻いても溜めることができません。まあ文章は水物だと思うので、あまり書き溜めるのもよくないとは思いますが、できれば「1週間分はストックしてあるから、しばらくは余裕だぜ。ふふっ」的なことを言ってみたいものです。
と、いうことで今日も何を書くかはノープランです。とりあえず仕事から帰って相棒と一緒に晩ごはんを食べながら、何にしようかなーと考えているとテレビでサザエさんがやっていました。
おー、サザエさん観るの久しぶり。そもそもみんな声が変わってしまって違和感がすごいな……などと思いつつも、ついついガッツリ観ていると、あっという間にストーリーは終盤へ。サザエさん一家が桜餅を食べています。
「春だし、私も桜餅食べたいなー……ん?」
おかしい。この桜餅は何かがおかしい。私の知っている桜餅じゃない。なんだこれは。作画崩壊か? などと失礼なことを想像しながら、結局サザエさんは終わってしまいました。
しかし胸に残る違和感。なんだ、このモヤモヤした気持ちは。でも、ちょっと待てよ。この気持ちはつい最近もあったような気がするぞ……。そうそう、あれ。うどんのくだりだ。
※詳しくは過去記事を参照ください↓
と、いうことは……。
「桜餅よ……お前もか……」
軽いデジャヴュを感じながら、Google先生に訊いてみます。
「関西 桜餅 関東 桜餅 違い」
すると、すぐに出てきました。
やはりそうです。桜餅という名前こそ同じですが、ビジュアルは全くの別物。先日のたぬきそば事件と同じパターンです。
言葉で言っても伝わりにくいので、フリー画像を用意しました。
まず、サザエさん一家が食べていたのがこちらの桜餅。私、生まれてこのかた、こんな桜餅は見たことも食べたこともありません。調べてみた情報では、小麦粉を水で溶いて焼いたクレープ状の皮で餡を巻く、もしくは挟む食べ物で、別名『長命寺』と言うそうです。説明されても想像がつきません。一体どんな食感でどんな味なのでしょうか。謎は深まるばかりです。
次は、おそらく大体の関西人が『桜餅』と言われて思い浮かべる、安心と安定の桜餅の姿です。そうそうこれこれ。このもち米の食感がいいのです。こちらも簡単に説明しますが、もち米を水に浸してから蒸して乾燥させ、荒く挽いた道明寺粉と呼ばれる粉を使います。中には同じく餡が入っており、桜の葉の塩漬けと一緒に食べると、とたんに口の中には春が訪れます。ちなみに、こちらの別名は『道明寺』と言うそうです。
ちなみに、関西と関東の桜餅のどちらにも桜の葉の塩漬けが巻かれていますが、関東の方は一緒に食べるのでしょうか。
私は、こどもの頃は桜の香りがあまり好きではなかったので、桜の葉は外してから食べていましたが、大人になってからはもっぱら桜の葉も一緒に食べる派です。桜の葉も一緒に食べた方が、口に含んだ瞬間のさわやかさが違います。あと、どうでも良い話ですが、私は桜餅を食べたらユーミンの『春よ、来い』が頭の中で流れます。
「春よ〜遠き春よ〜♪」
いいですよね、ユーミン。
そもそも、関西の桜餅ってもち米を使っているので、桜の葉を剥がしたくても、かなり剥がしにくいんですよ。桜餅へのこだわりは特にないけど、ただ単純に葉を剥がすのが面倒くさいからそのまま食べる、という関西人も結構多いです。
関東の桜餅は……よく分かりません。
もし知っている方がいたら、剥がして食べるのか一緒に食べるのかを教えてほしいです。(いずれ関東の桜餅を食べる機会に遭遇した際に、迷わないように……)
気がつけば、今回もこの前のうどんネタと同じような内容になってしまいましたね。
申し訳ないです。
でも、サザエさんの中であの桜餅を見た瞬間から、今日はこの桜餅ネタ以外は考えられなくなってしまったので……。
「ブルータス、お前もか……」
ならぬ
「桜餅よ、お前もか……」
状態です。
あー、今晩は夢に桜餅が出てきそうだー。
追伸
そろそろきちんとした内容も書こうと思うので、愛想尽かさずお付き合いいただけると幸いです。
では、また次回。