みなさんが子どもの頃、誕生日には何を食べましたか?
誕生日ケーキは王道ですが、主食としては色々あると思います。お寿司、焼き肉、すき焼き、ハンバーグなどなど。外食することもあれば、家でみんなでお祝いしたりと、それぞれの家庭によって何を食べるかは様々だと思います。
さて、今述べた話は本日のお話と直接的には関係ないのですが、要するに『田舎民にとって、宅配ピザはあこがれの存在だよね』ということを主張・共有したい訳です。
時代はどんどん便利になり、昔のライフスタイルとは随分変わってしまいました。
日々の買い物は商店街が当たり前だったのに、大手大型スーパーの乱立により、多くの商店街はシャッター街に。外食だって、お祝い事などが無い限りほとんど行きませんでした。ですが、今では格安価格で簡単に牛丼や中華料理、回転寿司や麺類なんかも食べることができてしまうので、一人暮らしなんかだと下手をすると自炊をするより、外食で済ませたほうが効率が良い場合もあります。
昔、私の地元でもローソンが出店すれば大騒ぎ、ファミリーマートやセブンイレブン、サークルKサンクスやam/pm、ミニストップなどについても随時大騒ぎでした。しつこいようですが、マクドナルドや吉野家、すき家、ガスト、ケンタッキー、モスバーガーなんかに関しても同様の反応です。ちなみに個人的に好きだったのは、am/pmとドムドムハンバーガーです。(今では、どちらも絶滅もしくは絶滅危惧種になってしまいましたが……)
もうひとつ、昔と比べて身近になったのが飲食店のデリバリーサービスです。都市部では、今やほとんどのジャンルの食べ物がデリバリー可能になりました。私が小学生くらいの頃は、唯一商店街にあった食堂が出前をしてくれたので、たまーに食べる出前めしがすごく楽しみでした。オムライスとチャンポンが美味しかったんですよ。(随分前にお店は閉めてしまわれました)
でも、そんな便利な時代になっても昔と変わらない地元民の憧れは、やっぱり『宅配ピザ』一択です。
もうね、家にピザが届くなんていうのは、テレビの向こうのドラマの世界の話な訳ですよ。ヘルメットを被った宅配ピザのおにいちゃんがインターフォンを鳴らして、平たい正方形の箱に入った宅配ピザを代金と引き換えに渡してくれる。そんなシチュエーションは田舎民の夢です。
もっと言えば、2020年になった現在においても私にとっては夢です。
「ん?」
そんな声が聞こえてきそうですが、どういうことかと言うと、私の住んでいる地域では未だに宅配ピザは届きません。
もっと言えば、宅配ピザどころかほとんどのデリバリーはサービスエリア外で、唯一ガストさんが頑張って届けてくれるのみです。(ありがとう、ガストさん)
「どんな田舎に住んでんねん!」
という、ツッコミも聞こえてきそうですが、残念ながらこれが田舎民の悲しい現実です。この文明化社会まっしぐらの2020年において、私達にデリバリーの自由はないのです。インターネット環境すら怪しいですしね。
最近、新型コロナウイルスの影響で、持ち帰りやデリバリーサービスの利用が増えているという報道を耳にすることが多いですよね。でも「そんなサービスの恩恵を受けることのできない田舎は今でもたくさんあるんですよ〜」という、田舎の現状を知ってもらいたいです。まあ、知ってもらったから何やっちゅうねん、という話ですが。
でも、そんな私にもうれしい出来事がありました。
そうです、今日はこの話をしたかったのです。
聞きたくないかもしれないですが、聴いてください。読んでください。とにかく自慢したいだけです。
遡ること、数時間前。
今日は昼上がりだったので、家に帰って寝ていました。すると相方から連絡があり、親族の子どもを家に送っていくので一緒に行こうとのお誘いでした。眠たかったのですが、子どもたちにも会いたかったので運転手を兼ねて同行することに。
約1時間で親族宅に到着。ここは都会です。車もいっぱい、自転車もいっぱい、マンションもいっぱい、お店もいっぱい。
「送ってもらってすぐに帰ってもらうのも悪いので、お礼に晩ごはんでも食べていって〜」と、お誘いいただいたので「では遠慮なく」と、お宅にお邪魔させていただくことに。
すると、出てきたんですよ。
アレが。
そうです。田舎民の憧れ、正方形の箱に入ったピザです。
もうね、テンションあげあげ⇑です。
ちょうどクレヨンしんちゃんの映画がAmazonプライムで流れていたので、一緒にサンバを踊ってしまうところでした。
オーレ。
お持ち帰りだったので、宅配ピザのにいちゃんから受け取るというシチュエーションはありませんでしたが、この際ピザだけで十分です。むしろ、にいちゃんはいりません(オイ
ドーン!
見てください、この素晴らしい光景を。
しかも、2枚ですよ。大切なことなのでもう1度言います。
「みなさん、ピザが2枚もありますよー!?(しつこい」
取り乱しました。ごめんなさい。
でも、これは事件です。
西村京太郎サスペンスです。
深呼吸をして、心を落ち着けてピザを食べます。
ぱく……。
うん、うまい。
これですよこれ、私の憧れる宅配ピザはこの味です。
しかも、味がいっぱい。期間限定のバージョンらしいです。ありがたい。
コーラがよく合う。
では、2枚目をぱくり……。
ん…?
なん……だと?
「ピザの耳に…チーズが入ってやがるっ!?」
ねえさん、これは事件です。
火曜サスペンス劇場です。
やられました。しばらく宅配ピザから離れている間に、まさかこんな領域まで進化しているとは……。
宅配ピザ……なんて、おそろしい子。
その後も思い残すことなくピザを堪能し、なんとお土産に余ったピザまでもらってしまいました。これで、明日もピザが楽しめます。
いやしかし、ちょっと送り届けただけなのに、こんなに贅沢な体験をさせていただいていいんでしょうか。また今度、別のカタチでお返しをしなければ、と決意した今日の夜のお話でした。
さて、こんなどうでも良い内容のブログを最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
普段は、できるだけ有意義な情報を掲載しようと思っているのですが、どうでも良い内容のお話を不定期で書いてしまう病なので、もし読み出して「これは怪しいな……」と思ったら、そっと閉じていただいて結構です。あなたの判断に間違いはありません。
貴重な時間を有意義に使いましょう。
でも、もし暇を持て余している人がいれば、人生の何割かを損する覚悟で読んでくれると、私的にはうれしい限りです。
では、本日も最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
次回は、できるだけ有意義な情報を書こうと思います。