今シーズンも残すところ20試合を切り、各チーム順位確定まで熾烈な争いが繰り広げている。マリーンズも一時期は優勝争いに喰い込む健闘を見せたが、首位攻防戦に負け越すなど、じりじりと首位バファローズとの差は10ゲーム差以上まで広がり、3位ホークスとは2ゲーム差まで縮まる厳しい状況。さらにそのすぐ下にはイーグルスも粘っており、最後の最後までCS進出を賭けた三つ巴の戦いが続いている。
そんな中、今日からマリーンズは大阪の地で優勝へのマジックナンバーを4とした首位バファローズとの2連戦。この2連戦で連敗すると、目の前でバファローズの胴上げを見せられることになってしまう。なんとしても、それだけは阻止したいマリーンズの先発は小島。一時期、勝てない時期が続いたが、ここ最近は本来のピッチングが戻りつつあるので、今年の開幕投手の意地を見せてほしいところ。
バファローズの先発は、前回の京セラで完璧に抑えられた東。山本由伸を筆頭に、活きの良い若手がズラリと先発ローテーションに並ぶバファローズ投手陣だが、大阪でのCSも見据えて、マリーンズ打線の奮起に期待したい。特に藤原、安田、山口といった若手の復調・爆発が必要不可欠になってくるだろう。
それと、個人的に期待したいのは今シーズン京セラ初登場になることが予想される、ベテランの荻野貴司。前回も京セラ3連戦の直前に怪我で離脱することになってしまったので、地元関西でのこの2連戦では思いっきり躍動してほしい。
今年も京セラドームでの対戦成績はマリーンズが圧倒的に不利だが、最後に意地を見せるべく、私たちも腹の底から声を出して応援しよう。
とは言え、今シーズンの京セラ初戦でマリーンズファンのジャンプ応援や指笛が問題視されて以降、ジャンプをしない応援が定着したものの、どうしてもチャンテ時は跳びたくなってしまう。先日、本当に久々にチャンテ1が流れて、レフトスタンドのテンションも最高潮になり『よっしゃ、やったるで!』と、いう雰囲気の中で跳べないというのは、正直かなりキツかった。そりゃあルールはルール。守らないといけないとは理解しつつも、近鉄時代から大阪ドームで跳び続け、それまで暗黙の了解として何も問題視されていなかったことが、このコロナ禍と、SNSが普及し気軽に情報発信ができるようになったことも相まって、突然一方的に禁止されたことについては、非常に困惑している。
暴言や野次なんかについてもすぐに炎上したりするし、本当にうざったい時代になったもんだなーと感じる。コンプラだか何だか知らないが、少々荒っぽいことも含めて、日本のプロ野球だと思うのだが。もちろん行き過ぎた誹謗中傷はよくないが、愛のある叱咤激励だってあるだろう。とにかく私が言いたいのは、周りの発言を気にする余裕があるなら、そんな声を打ち消すくらい大きな声で、腹の底から応援しようぜ!ってな話。特にレフトスタンドに陣取っている、本当に心からマリーンズを応援しているファンに対しては。ただの応援したいだけの輩なんか放っておけばいいし、自称、野球評論家みたいに愚痴愚痴小言ばっかり言ってるような輩も放っておけばいい。
とにかく目の前の戦いに勝利できるよう、この2連戦、必死に応援しよう。
私は最後まで諦めない。マリーンズファイティン!!