
2026年1月19日(月)
全国、そして全世界のマリーンズファンに衝撃が走った。
荻野貴司がチェコの野球チーム『Draci Brno(ドラッツィ・ブルノ)』へ入団。
当然、私の頭にも今年一番の衝撃が走った。
まずは、おぎさんが野球を続けてくれるという事実に涙し、次に「チェコ!?」と、想像すらしていなかった移籍先に驚き、そもそもチェコってどこやったっけ?と、Googleマップでチェコの場所を確認し、めちゃ遠いやん……と、一瞬だけ愕然としつつも、すぐにチェコまでの航空券の金額や、チェコの野球事情について調べ始めるという、無意識の行動を展開(きっと他のマリーンズファン、というか、おぎさんのファンは同じような行動をとったと思う)。
ただ、19日の時点ではチェコ野球に関するネットの情報は、ほぼWBC関係のものばかりで(そういや朗希がデッドボール当ててニュースになってたな)、チェコの野球リーグがどのような内容で、どのような時期に開催されて、チケットや球場事情なんてものはほぼ皆無の状態。そりゃそうか。ただ、ネット上での動きが凄かったのはここから。私も含めて、次に情報を求めるのは旧ツイッター。そこで探してみると、居るんだ。おぎさんがチェコの野球チームに入団することになった記事が発信源となり、チェコの野球について情報発信をしてくれている方、チェコで実際に野球に関わっている方、おぎさんの入団をめちゃくちゃ喜んでくれているチェコ在住の方、そしてチェコ在住のマリーンズファン。まさかチェコにもマリーンズファンが居るとは。本当に驚いた。そういった有志の方々が、チェコの野球事情や、おぎさんが入団するDraci Brnoというチームについて、また、日本からチェコ(本拠地ブルノ)までの効率的なアクセス手段、オススメの観光情報や地元グルメなど。たった1日そこそこで、ネット上でのチェコの野球に関する情報が潤う潤う。それはそれは、本当に驚くべき速さで。荻野貴司もびっくりのスピードで。そうなってくると、Draci Brnoの公式も黙ってはいない。球団公式HPは、荻野貴司入団の報を画像付きでトップニュースに。昨日まで日本語対応なんて皆無だったのに、しっかり荻野貴司入団の特集記事を日本語対応。正直言って異例尽くしの対応だと思う。
そして、あらためて感じる。こういった諸々の全てが『荻野貴司』という人間を表しているのだと。誰からも信頼され、尊敬され、愛され、常に野球に真摯に取り組んでいる彼だからこそ、遥か遠く、チェコという異国の地に行ってまで野球を続けるという選択をしたことに対して、誰しもが好意的に捉えてくれるのだと。
よくマリーンズファンを表現するこんな言葉がある。
『どこにでもいるタイガースファン、どこにでも行くマリーンズファン』
おぎさんチェコリーグ加入の報を受け、マリーンズファンが一斉にチェコへ行く方法を調べ始めたということがニュースになっていた。何も知らない人がこのニュースを読んだら、またそんな大袈裟な……と思うかもしれない。ただ、私も含めて大多数のマリーンズファンが真剣に調べている。と、いうかほぼ確実にチェコへ行くだろう。できれば開幕戦に駆けつけたいところはあるが、さすがに仕事もあるのでそれは無理だとしても、必ず早いタイミングでおぎさんを応援するためにチェコへ行く。チェコへの航空券や滞在に要する各種費用を計算したら正直ゾッとする金額だが、それでも、おぎさんが現役選手としてプレーしている姿を見ることができる、応援することができるのであれば、金額なんて関係ない。昨年、荻野貴司がマリーンズを退団するという受け入れがたい知らせを聞いた時は、何も考える気力が湧かず、このままマリーンズを応援することを辞めようとさえ考えたが、また荻野貴司が全力で野球をしてくれる。そんなに嬉しいことは他にない。だから、私は何があってもチェコへ行く。遠い異国の地で、何十回、何百回と声を枯らして歌った彼の応援歌を歌うために。
