この前、石垣島キャンプと都城キャンプに行ったのが、つい最近の出来事のように感じるが、気がつけば3月28日(金)がプロ野球シーズン開幕。毎度のことだが、この年度末のクソ忙しい時期に開幕されるのは非常に困る。とは言え、やっぱりマリーンズの開幕戦は絶対に参戦したいので、何とか激務に耐えた。よく頑張った自分。おかげで体調万全どころか、シーズン開幕前からシーズン終盤のような満身創痍具合だが、開幕戦に行けるということに意味がある。今年もオープン戦は関西圏で無かったので、去年に引き続きぶっつけ本番になるが、今のところ新曲はチーム応援歌の『俺らのマリーンズ』と『チャンテ6』だけだから、まあ何とかなるだろう。特に俺らのマリーンズの原曲が、まさかのSee-Sawの『あんなに一緒だったのに』という情報が流れてきた時は耳を疑った。私が心から陶酔している梶浦由記さんが産み出した名曲が、マリーンズの応援歌になったとか未だに信じられない。もう別の意味でテンション上がって応援してしまうわ。野球の応援しながら梶浦さんのライブ楽しんでるようなものだもの。こんな俺得な選曲、最高すぎるわ。ありがとう応援団。最高のセンスだぜ。願わくばイントロの入りも最高な曲だから、トランペットのファンファーレで静かな入りからの、ライブさながらの「オイ!オイ」やってから、サビに入る感じにしたら、もっと壮大な盛り上がりになると思うんじゃが。ぜひ検討してほしい(笑)あと、チャンテ6の原曲情報はあまり出回っていないようだが、BobDylanの『Wedding Song』説があったので聴いてみたら、もうこれで確定じゃね?っていうくらいメロディーラインが一緒だった。これも発表直後くらいは、いつものように賛否両論あったが、オープン戦の中で定着するにつれて徐々に受け入れられてきたっぽいし、個人的には最初から良い感じだと思っていたので、早く球場で歌えるのを楽しみにしている。あとは、『千葉マリーンズ』コールがマイナーチェンジして『浦和レッズ』風になったくらいか。まあ、ええんやけど、もうちょっと皆が声張る感じじゃないと、何言ってるか分かりにくいし、スタンドの全員が腹から声出せば、もっと格好よく威圧感ある感じになると思う。なので、明日の開幕戦は腹から声出すぞー!!
そして肝心のマリーンズ2025シーズンの戦力について少しだけ個人的な感想。まず、投手陣に関しては先発、中継ぎ、抑えが非常に充実しているように思う。恐らく開幕ローテは小島-ボス-種市-西野-石川柊-田中晴が濃厚とのこと。西野と石川の順番が読みにくいが。本来は田中晴のところにサモンズが入るプランだったと思うが、キャンプからずっとサモンズの調子が上がってこないので、しばらく先発6枚目は流動的になる感じかと。とは言え、田中晴にしてみれば千載一遇のチャンス。ここで結果を残せば一気にローテーション入りも見えてくるので、死にもの狂いで頑張ってほしい。確かにキャンプから見ているが、田中晴のピッチングはエグい。ただ、それ以外にも石川歩、唐川、高野、中森あたりも十分先発として投げれる状態だし、個人的には木村がすごく良い。対外試合でも結果を残しているし、キャンプでの練習を見ていても、すごく応援したくなる選手だった。ベテラン組の美馬、二木といったあたりも、まだ老け込むには早いので、シーズンのどこかで存在感を見せつけてくれることを願う。中継ぎ陣も先程挙げた木村をロングリリーフで使ってみたり、同じような感じで菊池や廣畑、八木、中村稔、岩下あたりは体調を見ながらシーズンを通して活躍に期待したい。セットアッパーから抑えは、去年大ブレイクした鈴木は今のところ安定感抜群だし、今シーズンから復帰したゲレーロの存在が非常に大きい。今年も基本的な抑えは益田になると思うが、益田の調子や体調次第で鈴木、ゲレーロを抑えで起用することもあるだろう。そこに、去年は安定感があった国吉や、将来的には抑えの座を狙っている伸び盛りの横山、怪我からの完全復帰が期待される小野、西村。今のところパッとしないピッチングが続いているが貴重な中継ぎ左腕の坂本など、自分で書いていても「あれ?これ優勝できんじゃね?」と思うくらい戦力が充実しているように感じる。ただ、不思議なものでシーズンが始まってみると、こんなに居るはずの戦力が、気が付けば不足するような事態になるのだから野球って本当に不思議。
野手に関しては、言わずもがな大型ルーキー西川史礁。彼に尽きる。ぶっちゃけ彼の活躍次第でマリーンズの成績が左右される、くらいまで個人的には思っている。本当にルーキーなのか?というくらいの落ち着き具合。思い切りの良いスイング。『背番号6』が全然違和感ないくらい、すでにマリーンズには欠かせない存在になっているような印象。正直どこまでの成績を残してくれるのか、良い意味でワクワクが止まらない。あと同じくルーキーの宮崎竜成。彼も内野をどこでも守れるユーティリティプレイヤーとして活躍の場はあるだろう。京セラで社会人野球を観に行った時から、すっかり彼に魅了されてしまった。身体はそこまで大きくないが、以前マリーンズに在籍していたポニョこと菅野のようなパンチ力のあるバッティングに期待したい。また、今年に関しては全てのポジションで競争が激しく、キャッチャーは佐藤都志也のレギュラー固定は基本だが、まだ足の状態も完全ではないと思うので、期待の19歳寺地と田村の併用になるかと。寺地は限られたチャンスをものにしてほしい。寺地のあのバッティングは天才的だと思う。内野はファーストソト、セカンドは藤岡と中村奨吾、ショートが友杉と小川、サードが安田と上田の併用で、状況次第で各自を置き換えるような器用になるかと。
外野は私の大好きな荻野貴司が身体の調子が昨シーズン終わってからイマイチな感じらしく、まだ実戦復帰していないので、焦らずぼちぼち帰ってきてくれることを願いつつ、頼れるベテラン組の角中、岡には今年もここぞと言う存在感を見せてほしい。若手ではやはり西川史礁。彼に尽きる。しかも吉井のおいやんが開幕1番レフト西川スタメンを明言ときた。こんなにワクワクすることは滅多にないので、とにかく失敗を恐れずに全力で頑張ってほしい。センターは髙部と藤原をどれくらいの割合で起用するか。共に怪我がちなので、ええ感じにお互い休みも入れながら1年間通して怪我なくシーズンを戦えれば、自ずと結果も付いてくるだろう。あとは地味に和田も去年に比べるとバッティングの状態が上がっているので、守備固め、代走要員中心ながらもスタメンの機会もあると思うのでチャンスを掴み取れるような活躍を期待。あとの浦和軍にいる、山口、山本、石川慎吾、茶谷、池田あたりと、ルーキー宮崎、現役ドラフトの石垣にも声がかかるタイミングがあると思うので、その時を待って粘り強く頑張ってほしい。で、指名打者はポランコさん。ソト、ポラで60本くらい打ってくれたら最高なのだが。
さて、無事に飛行機で福岡入りできたので、温泉入って水炊き食って、万全の状態で開幕戦に挑もう。鬼門福岡開幕戦シリーズ、絶対に勝つぞ!マリーンズファイティン!