ただ、ひたすらに千葉ロッテマリーンズを応援するブログ

関西在住のマリーンズファンが、ひたすらマリーンズを応援する日々を書いたブログです。

2020年7月8日(水)マリーンズ 対 ライオンズ(2回戦)個人的戦評

みなさん、こんにちは。

 

日本各地で大雨による被害がとんでもないことになっていますね。

 

幸い、私の住む地域は大雨こそ降っていますが、今のところ大きな被害はでていません。ありがたいことです。

 

さて、そんな中、今日もマリーンズの試合は開催されたので早速振り返っていきましょう。

 

マリーンズの先発は小島。前回のイーグルス戦では4回ノックアウトされてしまったので、今日はリベンジ登板です。しかし、今日のマリンも昨日と同じくらいの暴風が吹き荒れる厳しい条件。練習中の風速を大塚コーチがTwitterにあげていましたが、その時はなんと風速22mでした。試合中はそれよりも大分マシになり、10mから15mの間といったところでしょうか。昨日同様、厳しい条件ですが小島のピッチングに期待です。

 

ライオンズの先発は今井。ここまで0勝2敗と波に乗れません。マリーンズ的には打線が早めに今井を攻略し、勢いづかせないことが大切です。

 

初回、小島の立ち上がり。三者凡退でノッていきたいところですが、いきなりライオンズ先頭のスパンジェンバーグにツーベースを許すと、源田がしっかりセカンドゴロでランナーを進塁させられます。3番外崎にはインコースに良い真っ直ぐを投げ込みますが、バッターの外崎がものの見事にセンター方向へ弾き返し、先制のタイムリー内野安打を打たれてしまいます。ただ、これは打った外崎が上手かったので、小島としては割り切って気持ちを切り替えるしかありません。実際、続く山川、森を打ち取りこの回は1失点で凌ぎます。

 

早く追いつきたいマリーンズですが、初回は三者凡退。2回裏に2アウトから奨吾フォアボールから、昨日ホームランを打って勢いに乗りたい、安田がレフト方向にうまく流し打ちし、1・3塁とチャンスが拡大。しかし、レフトのスパンジェンバーグの守備を見ていれば、2塁まで行けた場面だったので、1塁コーチャーの伊志嶺に安田が注意を受けていました。この辺は、常に次の塁を狙うという今年のマリーンズを象徴する良い場面です。安田には反省して、次回以降気をつけてほしいですね。しかし、田村がショートゴロに倒れ、同点とはなりません。

 

その後は両投手譲らず、投手戦となります。暴風吹き荒れるマウンドですが、2人とも素晴らしいピッチングでした。

 

試合が動いたのは6回、ライオンズ5番の森が2死からインコースの球を弾き返し、ライトスタンドへ弾丸ライナーのホームラン。追加点はライオンズに入ります。

 

しかし、マリーンズもその裏、先頭の荻野が死球で出塁するとすかさず盗塁。マーティンも四球で繋ぐと、清田がしっかりと送りバントを成功させます。ここで若干制球が定まらなくなった今井がレアードにも四球を与えると、ライオンズベンチは堪らず間を取ります。マリーンズとしては千載一遇のチャンスで、調子の良い井上。その初球、今井のストレートをフルスイングしますが、打球は無情にもショートゴロゲッツー。甘い球だったので、思い切りいったのは良かったのですが、ほんの紙一重の差でヒットにはなりませんでした。結果的に、マリーンズはこの回無得点に終わります。

 

7回から、マリーンズは上がってきたばかりのチェンに継投。鈴木にツーベースを許しますが、危なげないピッチングで無失点。ここ数年のチェンは本当に頼りになります。昔のようにコントロールで苦しむということも、ほとんど無くなったのでマウンドさばきを見ていても風格が出てきました。

 

対するライオンズは7回も今井が続投。マリーンズとしては、これ以上今井に抑えられる訳にはいきません。1死から安田がライトへこの日2本目(チームにとっても2本目)のヒットで出塁すると、すかさず代走に和田を起用。このあたり、今年のマリーンズは徹底しています。すると、和田の足に気を取られたのか、今井が代打角中を四球で歩かせてしまいます。ここで、打率こそ低いですが、今年はここぞという場面で価値のある活躍をしている9番藤岡に打席が回ります。西武ベンチもここでもう一度マウンドに集まります。この場面は、間違いなくこの試合のターニングポイントでしょう。

 

そして最終的に軍配が上がったのは……今井の方でした。

 

藤岡をインコースへの素晴らしいストレートで空振り三振、続く好調荻野もセンターフライに抑え、7回無失点の好投でマウンドを降ります。マリーンズとしては最後まで今井を打ち崩すことができませんでした。

 

8回には田中靖から山川がタイムリーで追加点を入れます。

 

マリーンズも9回に石崎が三者連続三振で、これ以上ない反撃へのリズムをつくりますが、打線はその流れに乗ることができず、8・9回は三者凡退でゲームセット。

 

最後まで、打線が苦しんだ1戦となりました。

 

 

  

【戦評】

 

本拠地7連勝で迎えたこの試合。ここも取ってどんどん勢いに乗っていきたいマリーンズの先発、小島は6回2失点と暴風吹き荒れる悪条件の中、素晴らしいピッチングを披露。勝ち星こそ付かなかったが、今後も貴重な左腕の先発としてローテーションを守ってほしい。その他の投手陣で目立ったのは、2軍から上がってきて即登板のチェン。こちらも貴重な中継ぎ左腕として安定したピッチング。これからも厳しい場面での登板が続くと思うが、今やマリーンズに欠かすことのできない大切な存在である。それと、9回に登板した石崎が圧巻の三者連続三振。コントコールこそアバウトだが、指に掛かったときのストレートは威力抜群。今日の西武打線もまともに前に飛ばすことすら出来なかったので、変化球とコントロールさえある程度改善することができれば、勝ちパターンでも十分活躍できる可能性はある。しかし、今日のストレートゴリ押しは痺れた。

 

バッター陣は、昨日ホームランを打った安田が2安打と孤軍奮闘。おそらくこのまま先発起用が続くと思われるので、良い感覚のうちに結果を出して、一皮向けることができれば、もしかすると今シーズン化けるかもしれないという期待を感じさせた。

 

ただ、今日に関してはチーム全体のヒットが安田の2本だけ。6四死球をもらいながら、ここぞという場面で最後まで1本が出ず、今シーズン初の完封負け。

 

あれが悪い、これが悪いと言い出せばキリがないが、長いシーズンの中ではこういう試合も少なからずあるので、 気持ちを切り替えて次の1戦に備えることの方が大切。

 

次の先発は、マリーンズ戦でやたらと強い本田だが、シーズン初対戦で攻略することが出来れば、今後の対戦でも優位に立つことができるので、絶対に攻略しておきたいところ。

 

相変わらずお天気が心配だが、今シーズン2連勝中の岩下のピッチングに期待したい。

 

マリーンズファイティン!

 

 

 

【今日の独り言】

ジャクソン登録抹消……体調不良……コロナじゃないだろうな……心配だ。

 

あと、リプレイ検証できちんとファールになったから良いけど、3塁塁審のあのファン直フェア判定は……ありえない。

 

 

 

【試合結果】

2020年7月8日(水)

千葉ロッテマリーンズ 対 埼玉西武ライオンズ(2回戦)

ZOZOマリンスタジアム 18:00試合開始

 

マリーンズ0 対 ライオンズ3

 

勝ち投手:今井(1勝2敗)

負け投手:小島(1勝2敗)

セーブ :増田(1勝0敗5S)

 

本塁打

マリーンズ:なし

ライオンズ:森2号(6回表ソロ)

 

バッテリー(投手リレー)

マリーンズ:小島、チェン、田中、石崎ー田村、柿沼

イーグルス:今井、平良、増田ー森

 

スタメン

マリーンズ:

1(中)荻野

2(右)マーティン

3(左)清田

4(三)レアード

5(一)井上

6(二)中村

7(指)安田

8(捕)田村

9(遊)藤岡

先発:小島

 

 

 

ライオンズ:

1(左)スパンジェンバーグ

2(遊)源田

3(二)外崎

4(一)山川

5(捕)森

6(三)中村

7(指)栗山

8(右)木村

9(中)鈴木

先発:今井

 

 

順位表

1)イーグルス  17試合 12勝 5敗

2)マリーンズ  17試合 10勝 7敗 2差

3)ライオンズ  17試合 8勝 8敗 1.5差

3)ホークス   17試合 7勝 9敗   1差

5)ファイターズ 17試合 7勝 9敗   

6)バファローズ 17試合 5勝 11敗 2差

 

 

 

 

 

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