ただ、ひたすらに千葉ロッテマリーンズを応援するブログ

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吉野山の桜情報 ~YOSHINO 2020~ 千本桜

東京オリンピックの延期が決定してからというもの、しつこいまでに使われていた『2020』というワードがめっきり使われなくなりましたね。まあ、当たり前といえば当たり前ですが、なんだかさみしいです。

 

そんなこんなで延期された東京オリンピックですが、名称は『東京2020』 のままでいくとの報道がありました。

 

ですが、私はひとつ言いたい。

 

本来『東京2020』であったものが、2021年に開催されることになれば、当然『東京2021』になるはずだが、2021年に『東京2020』を名乗ることは『2020』にも『2021』 にも失礼な話であり、仮にそんな話がまかり通るのであれば、そもそも『東京2020』の『2020』の部分は何なんだ!という話にもなってしまいます。

 

私は絶対に『東京2021』が良いと思うのですが……という、超個人的などうでもいい話ではありますが、気になりだすと延々と気になる人間なので、本日のブログタイトルは『2020』仕様でいきます。

 

本日の話題は『一目千本』 という言葉で有名な、吉野山の桜

 

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※写真は去年のものです。

 

そんな桜で有名な吉野に詳しい奈良の知り合いから桜の情報が届いたので、観光情報を簡単にまとめてみようと思います。

 

「そもそも吉野山ってどこですか~?」という方のために、そこから説明を。

 

奈良県のちょうど真ん中くらい、吉野町というところに吉野山はあり、古くから桜の名所として知られています。また、2004年には吉野山を含む3つの霊場(吉野・大峰、熊野三山、高野山)と参詣道(熊野参詣道、大峯奥駈道、高野参詣道)を対象とする『紀伊山地の霊場と参詣道』が世界文化遺産に登録されました。

 

吉野山の中には金峯山寺をはじめ多くの社寺が存在し、修験道の聖地としても知られています。

 

特に桜は平安時代から植えられ続け、今では全国でも屈指の桜の名所として有名です。

かつては豊臣秀吉も吉野山まで桜を見に来たほどで、地域(エリア)ごとに下千本(しもせんぼん)、中千本(なかせんぼん)、上千本(かみせんぼん)、奥千本(おくせんぼん)と呼ばれています。吉野(よしの)という地名なので、桜の種類は『ソメイヨシノ』かと思われがちですが、実はほとんどが『シロヤマザクラ』になります。

 

例年3月下旬から4月にかけて下→中→上→奥の順番に、山の下から上へと咲いていきます。よって比較的長い期間、吉野山では桜を楽しむことができます。

 

ちなみに、本日2020年4月5日(日)時点での開花状況は下記の通り。

 

【下千本】満開(4月2日)

【中千本】満開(4月3日)

【上千本】満開(4月5日)

【奥千本】開花(満開予想日:4月11日頃)

※吉野町発表情報

 

全体的に楽しむなら、今がまさに見頃かと思います。

 

例年は大型観光バスの予約が約二千台も入っており、駐車場はほぼ毎日満車状態で、週末にかけては一般の観光客は臨時駐車場に車を停め、シャトルバスが運行されます。シーズン中の花見客は約30万人。海外からのインバウンド客も多く見られます。

 

しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で観光バスの予約は9割以上がキャンセル。シャトルバスの運行も中止となり、インバウンド客はほとんどいません。1年間の収入の大半がこの桜の時期に集中している吉野山の旅館や飲食店にも大きな影響を及ぼしており、通常のシーズンであれば宿泊施設の予約を取ることは困難ですが、今年は日によっては人気の旅館も予約が取れるようです。

 

では、今の吉野山は人が少ないので、桜を見るには今がチャンス!……かと思われるかもしれませんが、それが実はそういう訳でもないようです。

 

ここからが本題。

 

今の吉野山の情報です。

 

現地の知り合いによると、先日4月3日(金)くらいまでは確かに人は非常に少なかったようです。ただし、この週末にかけてその状況は一変します。

 

ニュースでも話題になっていましたが、新型コロナウイルスの影響で都市部の人はかなり少ないようです。では、不要不急の外出を控えるように言われているので、みんなが大人しく自宅に籠っているのか……そんな訳ありません。

 

いくら外出を控えるように言われても、日本国民全員がそれに従うことなど、それこそ緊急事態宣言でも出さない限り不可能です。

 

と、いう訳でこの週末、吉野山はなかなかの混雑具合だったそうです。

 

バスはもちろん電車の利用もできるだけ密閉空間を避ける意識なのか、かなり少なかったようですが、その分自家用車で来る人が圧倒的に多く、下千本にある観光駐車場は満車状態が続いたようです。

 

さらにそこに輪をかけて、ここ数日各メディアが新聞・ネットなどの媒体で『 吉野山の桜が満開。今が見頃!』といったような情報と、『例年に比べて大型バスの予約キャンセルが9割を超え、訪れる人はまばら』というニュアンスの取り上げ方をするものだから、あたかも『今年の吉野山は人が少なくて、桜も満開』といったような捉え方をされる方が大多数を占めたのではないでしょうか。

 

そうすると、どのようなことが起こるか。

 

「 都市部は新型コロナが怖いから、屋外で自然豊かな吉野山で桜を見よう!」

 

と、いう発想になるのではないでしょうか。

 

私の勝手な予想ではありますが、今後吉野山を訪れる人は先週までと比べ増える可能性が高いと思います。

 

桜の時期は吉野山には臨時駐車場が点在しています……が、どこの駐車場も駐車できる台数は非常に少なく、また降りてくる時間帯によっては交通規制があったり、山全体が歩行者天国状態なので、車で下山するのが困難な場合があります。吉野山に初めて行かれる方や、よほど吉野山に詳しい方でもない限りは、下千本の観光駐車場に車を停めて、徒歩かバス移動をすることをオススメします

 

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基本的にはどこの駐車場も駐車料金は一律で、乗用車の場合1,500円/台、バイクの場合500円/台となり、吉野山の交通対策や環境保全のために使われます。

 

吉野山に関する詳しい情報を知りたい方は、上記画像の右下に記載されている、吉野ビジターズビューローや吉野町観光案内所、吉野山観光協会などにお問い合わせください。

 

とはいえ、やはり『一目千本』と表現される吉野山の桜は格別です。

 

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※写真は去年のものです。

 

今年は新型コロナウイルスの影響で来られない方が多いと思いますが、来年以降にぜひ一度は行ってみてください。きっと感動すると思います。

 

私も吉野山の桜は大好きです。

 

ちなみに、新緑や紅葉の季節も良いですよ~。

 

以上、吉野山の桜情報 ~YOSHINO 2020~でした。

 

 

 

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