新型コロナウイルスが猛威をふるっています。
2月上旬頃までは、中国だけの話かと思っていたのですが、まさかこのように全世界規模で広がるとは夢にも思っていませんでした。
職場でもプライベートでも、できる限りの感染予防対策を心がけていますが、マスクや消毒薬剤などの在庫が、そろそろ底を尽きかけています。
薬局では、毎朝開店前から多くの方々が長蛇の列を形成し、マスクや消毒薬剤といった直接的な予防製品だけでなく、薬剤を入れるスプレーボトルなどの備品にも品薄の影響が出ており、物流も乱れに乱れているようです。
宿泊、観光、サービス業等にも非常に大きな経済的損失が発生しており、全く先行きが見えない状態が続いています。
全国の温泉旅館などでも、経営難から廃業を決心されたというニュースも聞きました。
私のような温泉好きにとっては、こんなに悲しい話はありません。
もともと設備の維持管理の費用が捻出できなかったり、後継者不足が深刻な温泉業界において、今回の新型コロナウイルスによる損失は、単にお金の話だけではなく、温泉資源的な意味合いでも非常に大きな損失です。
温泉は自然が生み出した神秘的な存在です。
もしかすると、温泉は渾々と地中から湧き出ているイメージがあるかもしれませんが、実は決して永久的なものではなく、いつかは枯渇してしまう可能性のある、限りある自然資源です。
その素晴らしい温泉資源をいかに大切に守っていくか、ということが温泉とそれに関わる人間の、永遠の課題と言えるでしょう。
さて、みなさんも温泉に入って、何気なく「あ〜、いい湯だな〜」と感じることがあると思います。
あの気持ち良さは、なかなか家のお風呂ではなかなか味わえないですよね。
でも、知ってましたか?
実は、その気持ち良さにはきちんと裏づけされた根拠があるのです。
このブログでは、そんな知っているだけでちょっぴりお得な、温泉に関するマメ知識も少しずつ紹介していきますね。
乞うご期待(*゚▽゚)ノ